西南オラトリオ・アカデミー合唱団
西南オラトリオアカデミー合唱団は、西南学院100 周年記念事業の一環として結成された「西南学院オラトリオ・アカデミー」の後継団体として、2016 年12月に発足。安積道也常任指揮者の指導の下、大規模なオラトリオ作品を中心にとりあげ、音楽的な追求だけでなく、物語の原典と時代とにさかのぼって、テキストの解釈をとおして楽曲を作り上げることを特徴としている。2017年7月に第1回定期演奏会「ハイドン:天地創造」を開催、翌2018年には「メンデルスゾーン:エリヤ」を全曲九州初演し、いずれも好評を得る。
現在、「J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調」公演に向けて、鋭意練習を重ねている。
常任指揮者:安積道也
シュトゥットガルトならびにフライブルク国立音楽大学にて、教会音楽科A課程と指揮科を最優秀で修了。ドイツ国家資格教会音楽家最高位 (A級カントール ) 取得。2004年第1回バイロイト合唱指揮者コンクール優勝。在独中、ギュンタースタール聖マリア教会音楽監督とドイツ・フランス合唱団フライブルク常任指揮者を兼任。2013年当団の前身にあたる西南学院オラトリオ・アカデミー設立。2017年より西南オラトリオ・アカデミー常任指揮者。レパートリーはジャンルを超えて多岐にわたるが、中でもバッハの『マタイ受難曲』など大規模な管弦楽付宗教作品を得意とする。また、コンサート・オルガニスト、合唱指導者、コンクール審査員として国内外で幅広く活動している。西南学院音楽主事。エリザベト音楽大学非常勤講師。新・福岡古楽音楽祭「合唱セミナー」講師。キリスト教礼拝音楽学会役員。
オラトリオ・アカデミー・アンサンブル福岡
西南学院オラトリオ・アカデミー第一回公演を機に、福岡内外で活躍するプロフェッショナルの演奏家によって結成された管弦楽アンサンブル。本公演より、前身の「西南学院オラトリオ・アカデミー・アンサンブル」から改称。作品成立当時の様式や演奏習慣、歌詞内容を踏まえた演奏が高い評価を得ている。「オラトリオ・アカデミー」シリーズ以外にも、西南学院チャペルコンサートなどに出演。モダン楽器での演奏だけでなく、古楽器を使用したオーケストラとしても研鑽を重ねている。